福島県会津地方の小さな町「柳津(やないづ)」で、毎年夏に開催される柳津流灯(やないづりゅうとう)花火大会。
只見川(ただみがわ)に流れる灯ろうのあかりと、夜空に咲く大輪の花火が織りなす光景は、思わず息をのむほど幻想的です。
屋台グルメや夜店ストリートも楽しめて、まるで昔ながらの日本の夏にタイムスリップしたような気分になれます。
この記事では、2025年の開催情報はもちろん、屋台・観覧席・穴場・駐車場まで、初めてでも迷わず楽しめる情報をまるっとご紹介します。
「どこで見よう?」「混雑は?」「何時に行けばいい?」といった疑問も、この記事でまるごと解決できますよ!
柳津流灯花火大会2025の開催概要と基本情報
只見線沿線:柳津駅下車 第88回霊まつり流灯花火大会 2025.08.10(日) pic.twitter.com/mtII0MuqqV
— 大橋清隆の政策工房:南会津・奥会津の真相情報地域紙 2025 (@aizunokumasan) July 15, 2025
柳津流灯花火大会は、福島県の夏を代表する幻想的な花火イベントです。
毎年多くの来場者でにぎわうこのお祭りは、歴史ある「霊まつり」としても知られています。
- 開催日: 2025年8月10日(日)
※荒天時は翌日8月11日(月)に順延 - 開催時間:灯ろう流し:19:00ごろ〜
花火打ち上げ:19:30ごろ〜20:30予定 - 開催場所:福島県河沼郡柳津町・只見川河畔(会津柳津駅周辺)
- 打ち上げ数: 約3,000発(予定)
- アクセス:電車⇒JR只見線「会津柳津駅」から徒歩5〜10分
車⇒磐越道「会津坂下IC」から約15分
開催日・時間・打ち上げ場所の詳細
柳津町 第87回霊まつり 流灯花火大会#花火大会2024#福島撮る旅#ふくつぶ#空ネット#私とニコンで見た世界 #ファインダー越しの私の世界 #写真で伝える私の世界#D780 pic.twitter.com/C2U4rpuCEs
— 自由人KANA (@ybr1252014) August 10, 2024
柳津流灯花火大会2025は、2025年8月10日(日)に開催されます。
もし当日が荒天の場合は、翌日8月11日(月)に順延される予定です。
この花火大会は、亡き人への供養として行われる「霊まつり」の一環で、夕暮れから始まる灯籠流しとともに、幻想的なムードの中で打ち上げられます。
花火の打ち上げ場所は、只見川沿いの魚淵(うおぶち)付近。
川岸に響く音の反響がすごくて、迫力満点の花火が楽しめますよ。
打ち上げ開始は19時30分頃からで、例年通りなら1時間ほど楽しめる構成になっています。
関連行事として、稚児行列が日中からスタートしているので、昼から来て楽しむのもおすすめです。
柳津流灯花火大会2025の屋台情報
今シーズンは花火大会いけないかなー
— はるひこ (@Luminous_haru) August 11, 2024
って思ってましたが急遽誘われて
柳津の流灯花火大会に行ってきました☺️
あかべこのたい焼き(?)可愛すぎだろ🐃 pic.twitter.com/CFoubfecED
柳津流灯花火大会では、花火だけでなく屋台グルメも大きな楽しみのひとつです。
会場での食べ歩きはお祭り気分をさらに盛り上げてくれますよ。
屋台の出店場所と営業時間
柳津流灯花火大会の屋台は、道の駅「会津柳津」エリアにずらりと並びます。
この場所は会場からも近く、アクセスしやすいのが嬉しいポイントです。
屋台の営業時間は、正午12時から夜9時30分頃までとなっています。
これは花火の打ち上げ時間は19:30頃〜なので、夕方から花火の前はピークの賑わいになります。
2025年の屋台の出店数はテント15張+キッチンカー15台ほどと発表されています。
地元の商工会や観光協会が管理しているため、安心して楽しめるのも魅力ですよ。
ちなみに、屋台の設営は当日の朝10時ごろから行われるので、早めに現地に着けば準備風景を見るのも面白いかもしれませんね。
どんな屋台がある?地元グルメもチェック!
柳津流灯花火大会の屋台といえば、グルメ好きにはたまらないラインナップが魅力です。
例年、ケバブやビッグコロッケ、じゃがバターといったボリューム満点の屋台グルメが人気を集めています。
これらの屋台は道の駅「会津柳津」の周辺に集まり、においだけでもお腹が鳴っちゃうレベル。
特にビッグコロッケは、食べ歩きにぴったりでSNSでも話題になることが多いんです。
さらに、2024年には「夜店ストリート」という特設エリアも登場していました。
夜店ストリートでは、食べ物だけでなく、ヨーヨー釣りやくじ引きなどの縁日系屋台も楽しめるのが特徴です。
今年2025年も引き続き実施されるのではないかと楽しみです。
花火の打ち上げ前に屋台をぶらぶらと歩くだけでも十分楽しめますし、地元の商工会や観光協会が協力しているので、地域ならではのアットホームな雰囲気が感じられますよ。
有料観覧席の種類とチケット購入方法
青砥千樹さん(@rasty_elnard)
— リーダー (@readersengoku) August 18, 2024
赤べこ伝説の発祥の地、福島県柳津町の只見川河畔にて行われた2023年の花火大会の模様をお届け。
夜が近づいてくるにつれ会場の空気が変わっていくのが作中でもわかります。
第86回柳津霊まつり稚児行列流灯花火大会ダイジェストhttps://t.co/OVNEAxiJop pic.twitter.com/4LwrAbTPVW
柳津流灯花火大会2025では、ゆっくり座って鑑賞できる有料観覧席が販売されています。
場所取りの心配をしたくない人にはぴったりのプランですよ。
2025年のチケット販売は事前予約制となっており、席の種類や価格は以下のとおりです。
観覧席タイプ | 特徴 | 価格(税込) | 備考 |
---|---|---|---|
一般イス席(1人用) | 前列中央寄り。 パイプ椅子付きで視界良好 | 約2,000円前後 | 通常最も人気のエリア |
シート席(2名〜4名) | 地面にシート敷き。 家族やグループ向け | 約3,000〜5,000円程度 | 足元が気になる方は注意 |
シャトルバス付席 | 駐車場+バス送迎+観覧席がセット | 約4,000〜6,000円程度 | 駐車場の事前予約が必要 |
※価格や内容は変動する可能性があるため、最新情報は公式予約ページをご確認ください。
👉 駐車場予約サイトはこちら
有料観覧席の大きなメリットは、花火のベストポジションを確保できることですね。
特に只見川に反響する大迫力の音を正面で体感できるのは、有料席ならではの特権です。
柳津流灯花火大会2025の穴場スポットを紹介
「人混みが苦手…」「ゆっくり静かに見たい」そんな人のために、混雑を避けつつ花火をしっかり楽しめる穴場スポットをこっそりご紹介します!
混雑を避けてゆっくり見たい人におすすめの場所
柳津流灯花火大会は例年多くの人で賑わいますが、ちょっと視点を変えれば、意外と穴場ってあるんです。
圓藏寺(えんぞうじ)境内の高台エリア
会場から少し離れていますが、只見川と花火を見下ろすような景色が楽しめるんです。
静かな雰囲気の中で見る花火は、なんとも特別感がありますよ。
清柳苑の裏手の河川敷あたり
この周辺は出店者の駐車場にもなっているエリアですが、一般の観覧も比較的可能です。
人が少なく、ゆったりと過ごせるのがポイントです。
只見川にかかる橋の中腹
こちらは裏技的な場所です。
川の反響をダイレクトに体感できて、まさに音のシャワーって感じ。
どこも一押しの場所ですが、地元の方々に迷惑かけないよう、周辺の案内に従ってくださいね。
地元民が教える撮影に向いているスポット
写真や動画で花火をキレイに残したい人にとって、どこから撮るかはめちゃくちゃ重要ですよね。
柳津流灯花火大会の撮影におすすめなのが、やっぱり圓藏寺から見下ろす構図。
この高台からは、只見川に映る花火と夜空に広がる大輪の両方が画角に収まりやすく、三脚を使っての長時間露光にもピッタリのスポットです。
もうひとつの人気撮影ポイントは、只見川にかかる橋の上。
ここでは花火が川面に反射して幻想的な一枚が撮れますが、立ち止まり禁止区間もあるので、移動しながらの撮影やスマホ向けの短時間撮影に向いています。
もし車で訪れるなら、町の高台にある展望スペースを探してみるのもアリ。
やや遠景になりますが、街全体と花火を一緒に撮れるので、ドラマチックな構図が狙えますよ。
柳津流灯花火大会2025の駐車場・交通規制情報
【花火大会まであと1週間】
— 一般社団法人会津柳津観光物産協会【公式】🐄 (@yanaizu_kankou) August 3, 2023
日本各地で様々なお祭りが開催される中、柳津の「霊まつり流灯花火大会」も開催まで残り1週間となりました。
公式HPにて、交通規制や駐車場に関する情報を更新しました。
路上駐車や迷惑駐車は違反となりますので、必ず案内箇所への駐車をお願いいたします。 pic.twitter.com/Nahp3I4yOQ
柳津流灯花火大会では車での来場も多く、毎年駐車場の確保がカギになります。
ここでは、無料・有料の駐車場情報と交通規制のポイントをしっかりまとめました。
公式駐車場の場所と料金
柳津流灯花火大会2025では、無料駐車場と有料駐車場の2パターンが用意されています。
それぞれにメリットがあるので、自分のスケジュールや行動スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです!
【無料駐車場の情報】
駐車場名 | 場所(目安) | 台数 | 利用時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
清柳苑裏駐車場 | 会場西側・徒歩10分圏内 | 約50台 | 当日朝から先着順 | 最も近いがすぐに満車になりがち |
柳津町内公共施設 | 町内各所(地元民も利用) | 約100台 | 当日朝から先着順 | 表示がないため分かりにくい場合も |
その他臨時駐車場 | 柳津町内の一部広場や敷地など | 若干数 | 不定 | 案内表示を参考に当日現地で確認要 |
※無料駐車場はどこも先着順&予約不可。
早朝の到着がほぼ必須です!
【有料駐車場の情報】
プラン名 | 内容 | 料金(目安) | 予約 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
一般有料駐車場(単体) | 駐車場のみ利用 | 約1,000円 | 必要 | 会場に比較的近いが、すぐに満車になりやすい |
シャトルバス付駐車場プラン | 駐車+シャトルバス往復+観覧席等 | 約1,500〜2,000円 | 必要 | 渋滞を避けてスムーズに会場へ行ける |
👉 有料駐車場の予約はこちらのサイトから
有料駐車場は確実に停められて移動も楽なので、特に遠方から訪れる人や家族連れにはおすすめです。
ただし、どちらの駐車場も夕方には大変混雑するので、早めの到着が鉄則ですよ!
シャトルバスについて
柳津流灯花火大会2025では、混雑と安全対策のためにシャトルバスの運行と交通規制が実施されます。
事前にチェックしておくことで、当日スムーズに行動できますよ!
まずシャトルバスについてですが、これは有料駐車場プランに付属する送迎サービスです。
会場から少し離れた駐車場に車を停めたあと、シャトルバスで会場付近まで送迎してくれる流れ。
バスは往復ともに運行しており、混雑を避けられるのが最大のメリットです。
また、運行時間は花火開始の約2時間前〜終了後30分程度を想定。
詳細な時間や乗降場所は、予約完了時の案内をしっかり確認しておきましょう。
交通規制情報
花火大会当日は、会場周辺で一部エリアが車両通行止めになります。
例年、午後5時〜午後10時頃までの時間帯が規制対象で、特に只見川沿いや会場周辺道路には立ち入りができません。
- 迂回ルートを事前に確認
- 地元の案内看板や係員の指示に従う
- 徒歩移動を前提にスニーカーで来場
などを意識しておけば、当日あわてることなく楽しめますよ!
柳津流灯花火大会2025へのアクセス方法と最寄り駅・バス情報
柳津流灯花火大会2025の会場へは、電車や車のどちらでもアクセス可能です。
ただし、花火大会当日はかなり混雑するので、事前にルートをしっかり確認しておくのがおすすめです。
電車でのアクセス
電車でのアクセスでは、最寄り駅はJR只見線「会津柳津駅」になります。
会津柳津駅からは徒歩でおよそ10分ほどなので、電車利用の人には便利な距離です。
ただし只見線は本数が少ないため、事前に時刻表をチェックしておくと安心ですよ。
車でのアクセス
車で行く場合は、臨時の有料駐車場が用意されています。
特に便利なのが「シャトルバス付き一般有料駐車場」で、事前予約制となっているので、下記の専用サイトから申し込みが必要です。
また、会場周辺は交通規制が実施されるので、当日は迂回ルートの確認も忘れずに。
歩きやすい靴と早めの行動が、スムーズに楽しむコツですよ。
まとめ
柳津流灯花火大会2025は、只見川の水面に映る光、山あいに響き渡る音、そして灯ろう流しの幻想的な雰囲気が織りなす、まさに心に残る夏の夜です。
古き良き日本の風景とともに、大輪の花火を静かに、そしてダイナミックに楽しめるこの場所には、都会では味わえない特別な空気があります。
屋台で食べる地元グルメ、風情ある夜店ストリート、圓藏寺から見下ろす絶景…。
ひとつひとつが、この夏を忘れられない思い出にしてくれるはずです。
今年の夏、少し足を伸ばして、柳津の夜空を見上げてみませんか?
花火と灯ろうが、きっとあなたの心もふんわり照らしてくれますよ。
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